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資産管理

資産管理という言葉を聞くと、自分が所有する財産をどのように守るか…というイメージが一番強く湧くと思います。守る為には将来、自分に降りかかるであろう予期せぬ事象にどう備えるかを知ることが必要となります。

前置きとなりますが、財産にはプラスの財産、資産と呼ばれるものとマイナスの財産、負債と呼ばれるものの2つがありますが、ここではプラスの財産となる現金、不動産、有価証券などの中で規模や形態が同じようなものであっても価値が異なり、資産の大部分を占めると言われる不動産をどう守るのか、資産管理という分野が不動産を守る為になぜ必要とされるようになったのかについて触れさせていただきます。

なぜ、不動産会社に資産管理という分野ができたのか…

これまでオーナー様は、不動産の開発・建築・運用・売却といった一連の不動産サイクルにおいて、オーナー様自らの裁量と判断で不動産運営を行い、収益の最大化を図ってきました。

しかし、世間で言われる土地神話が崩壊し右肩上がりの時代が終わり、不動産流動化の時代が到来すると市場は目まぐるしく変動し、入居者ニーズも多様化するにつれ、立地とお部屋の広さや賃貸条件だけで不動産経営が可能であった市場であれば、「賃貸住宅を建て替えたい」場合は建築会社へ、「入居者の賃料回収や日々のクレームの対応」は、オーナー様自らが行う…等々も可能だったでしょうが、流動化された不動産はこれまでとは比べものにならないスピードで不動産サイクルを回し始め、現在の不動産経営においては、豊富なノウハウと専門性が求められる時代となりました。

このような時代の変化に伴い、資産管理の代表とされる金融機関は不動産をマイナスの財産の代わりに担保にするという活用はしますが、プラスの財産の不動産活用は専門分野でないことから、不動産を実際に取り扱う不動産・賃貸管理会社が資産管理の分野もサポートする必要性が高まり、不動産の建築、運用、売却など各ステージにおいて、オーナー様の不動産経営を専門的にサポートし、時代の変化に応える為の分野として誕生しました。

では、資産管理がどのようなものかというと…

総資産を現状分析 / お客様の想い / 将来予測の3つの視点で考え、キャッシュフロー診断 / 長期修繕計画 / オーナー様の資産を客観的に見る事で、将来予測を立てた上で、不動産の管理・運営し、最大収益化と維持管理コストの削減を図る業務となります。

また、不動産流動化市場が成熟している米国では、CPM(Certified Property Manager, 認定不動産管理士)のライセンス制度があり、資産管理が重視されてきました。

日本でも2002年にIREM JAPAN(旧国際CPM協会)が設立され、CPM制度がスタートしており、弊社にはCPM取得者と賃貸不動産経営管理士が在籍しておりますので、不動産経営で悩みを抱えるオーナー様から依頼を受けて、入居者の募集やクレーム対応、家賃の回収やメンテナンス計画の立案・実行など、総合的なサポートも行います。

資産管理のサポートをさせていただくオーナー様からの最初のご相談は

  • ・こどもに物件はいらないといわれた
  • ・相続税対策で作ったものの、ローンが終わってしまう
  • ・赤字経営になっている
  • ・家賃はずっと下がらないといわれたのに…

等々…

まったく同じ不動産は2つとしてないことから、オーナー様の抱える悩みや必要としているサービスも様々ですので、私たちはオーナー様に寄り添い、本当に必要としているサービスを推測したうえで、オーダーメイド型のサポート(不動産オーナーの立場になって不動産経営をサポートする)を行っております。

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