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賃貸経営コラム

賃貸経営の安定化を目指す!空室リスク対策の必勝法

物件比較,競合比較

今年の繁忙期は、コロナ禍で契約が少なかった時期の反動もあり、退去の少ないエリアが目立ちました。物件の稼働率を上げ、収益性を安定させることは、賃貸経営において至上の課題です。繁忙期が終わったとしても、退去がないわけではありません。

本記事では、空室リスクへの効果的な対策を分野別に解説します。


① 競合物件との比較:条件

まず、所有する物件を同エリアの競合物件と比較し、優位性を見出すことが重要です。まずは、条件面から見ていきましょう。

下記の表は、競合物件との条件面を比較する際に使用するものになります。

対象の〈**ハイツA101〉は、同じ広さで新しい物件と比べると、家賃が高いことが分かります。

また、敷金や礼金をなくすことで、他の物件との違いを出すことができ、一番化を図ることが可能です。最近では、お部屋探しをするユーザーは主にスマートフォンや大手ポータルサイトのアプリ、インターネット検索を活用しています。 その際、「管理費・共益費込み」「礼金なし」「敷金・保証金なし」などの項目をチェックすることができます。

近年は、引っ越しの際にかかる初期費用を抑えたいと考える傾向が顕著で、ここにチェックして検索する方が大半です。
敷金や礼金が「あり」の状態で募集している方は、この機会に見直しをされてみてはいかがでしょうか。どうしても敷金を徴収しておきたいという場合には、代替案として退去時に最低限のハウスクリーニング費用をもらう方法もあります。


② 競合物件との比較:設備

次に、設備面での比較を見ていきましょう。

競合比較,アパート比較

対象の〈**ハイツA101〉について、競合物件や成約物件との⽐較から、TVモニターホンやウォシュレットが設置されていないという状況が浮かび上がります。
また、インターネットは無料提供されていますが、⾼速回線が導⼊されていないため、動画配信サービスやネットゲームの利⽤には不向きです。

これらの設備は、昨年10⽉に発表された『⼈気の設備ランキング』で上位にランクインしており、ますます必須となってきました。
さらに、この部屋には室内洗濯機置き場がないという致命的な問題があります。導線の確保が難しい場合もありますが、このようなケースではできる限り室内に置ける様にスペースの確保をお勧めします。

他の設備についても、近年では備え付けのLED照明が当たり前になっています。LED化の⼯事は必要ですが、⻑期的には費⽤対効果の⾼い設備投資と考えられます。


いかがでしたでしょうか。賃貸経営を安定させるためには、競合との比較をして優位に立つことが最重要です。お部屋探しをしているユーザーから選んでもらう為に、出来る事から対策をしていきましょう。

他物件との比較は容易ではありません。他物件と比較した所有物件の状況を知りたい方は、フレンドホームまでお声がけください。今の現状をリサーチさせていただきます。

収益を安定させて、より安心なオーナーライフをお過ごしいただければと思います。



フレンドホームからご挨拶

株式会社フレンドホームは1988年に創業以来、久喜、幸手、杉戸エリアを中心にこの地元を愛し、地元密着で営業をさせていただいております。不動産は皆さまの大切な資産です。代々受け継がれてきた土地や建物、またこれから購入する住宅など、不動産の一つ一つにあるお客様のストーリーを私たちも大切にし、お客様にとって最適なご提案ができるよう日々勉強しております。どうぞお気軽にご相談ください。

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