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賃貸経営コラム

2023年度における賃貸市場の繁忙期動向

こんにちは、フレンドホームです。

新型コロナウイルスの発生から3年余りが経ちました。
政府は、新型コロナウイルスの感染法上の分類を、2023年5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げました。
世の中では、いよいよコロナも終息ムードとなり、経済も回復傾向の動きが見られます。
そんな中で2023年の賃貸市場繁忙期が終わりました。

コロナ禍と言われた2020年~2022年までの傾向と比較して、賃貸市場では何が変わったのか見ていきましょう。


繁忙期賃貸仲介件数の変動

右の表は、全国の賃貸仲介会社に対して、繁忙期の仲介件数のアンケート調査を行った結果になります。

コロナの影響が顕著に出始めたのは2021年からでしたが、2023年はコロナ以前の状況に戻ってきているのが見て取れます。

要因として考えらえるのは、
・大学の対面授業が復活したことによる学生需要の増加
・円安で輸出系の企業が好景気になっていることによる法人需要の増加
等です。   

データ:【出典】全国賃貸住宅新聞

1~2月中旬の賃貸仲介件数

在留外国人の推移,【出典】法務省出入国在留管理庁の資料

在留外国人の推移

また、2023年4月29日に入国制限などの水際措置を前倒しで終了しましたが、左の表を見ると、それ以前の2022年から在留外国人数は増加傾向に戻っていることが分かります。
前述した輸出系の企業では、外国人労働者を多く雇う工場もありますし、学生需要に関しては一時帰国していた外国人留学生の多くも日本に戻って復学されています。

データ:【出典】法務省出入国在留管理庁の資料より抜粋


外国人留学生数の推移

遡って外国人留学生数の推移を追ってみると、2011年から2019年の期間で約2倍に増えていることが分かります。
このことから、今後も外国人留学生数は増えていくことが想定されます。

賃貸オーナーの皆様は外国人入居者を敬遠する傾向が少なくありません。しかし上記からも分かる通り、今後は受け入れていかざるを得ない状況になっていくでしょう。

データ:【出典】独立行政法人日本学生支援機構より

外国人留学生数

今後もどのように変化していくかはまだ分かりませんが、現状では外国人の方向けへの賃貸住宅の確保は必須になります。
グローバル社会が促進されている中で、賃貸オーナー様にはこのような市場動向も把握ながら、ぜひ空室対策等のご参考にして頂ければと思います。


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